ruby versions

ruby-version

Gemileにrubyキーワードを用いてruby versionを指定することが可能です。

# Gemfile
source "https://rubygems.org"
ruby "1.9.3"
...h

上記のように指定することで、Heroku に push しdeploy した際、ruby 1.9.3と識別されることが分かります。

-----> Heroku receiving push
-----> Ruby/Rack app detected
-----> Using Ruby version: 1.9.3
-----> Installing dependencies using Bundler version 1.2.0.pre
...

Gemfileにrubyキーワードを記述するにはbunlderのバージョンを1.2.0.pre以降にアップグレードする必要があります。

Herokuでサポートされている ruby の version に関しては、wiki/ruby support を御覧ください。

トラブルシューティング

マイグレーション

デフォルトversion以外のrubyにPATHが通るようPAT環境変数を設定する必要があります。環境変数PATHは、heroku configを用いて設定します。

:::term
$ heroku config -s | grep PATH
PATH=vendor/bundle/ruby/1.9.1/bin:/usr/local/bin:/usr/bin:/bin

heroku config:addを用いて上記のようにbin:を加えます。

:::term
$ heroku config:add PATH=bin:vendor/bundle/ruby/1.9.1/bin:/usr/local/bin:/usr/bin:/bin

PATHが正確にセットされるとheroku run "ruby -v"コマンドでruby の version が確認出来ます。

PATHが正確にセットされないと、以下の様なエラーが発生するでしょう。

Your Ruby version is 1.9.2, but your Gemfile specified 1.9.3

Bundler

もし、1.2.0.pre 以下のbundlerを使っている場合、以下の様なエラーが発生するでしょう。

undefined method `ruby' for #<Bundler::Dsl:0x0000000250acb0> (NoMethodError)

その場合は、1.2.0.pre 以上に bundlerの version をアップグレードして下さい。

gem install bundler --pre

RUBY_VERSION コンフィグは非推奨となりました

RUBY_VERSION という環境変数は非推奨となりました。もし利用している場合は、上記のようにGemfileにて指定して下さい。Gemfileはパッチレベルの指定はサポートしておりません。サポートされているrubyのバージョンはwiki/supported versions をご覧ください。